ダイエットを始めたのに、体重が動かない。頑張っているのに、なぜか減らない。そんな停滞期の真っ只中にいる方に、少しだけ私の話をさせてください。
私は4年前、オンラインパーソナルジムで減量を始めましたが、最初の5ヶ月間、ほとんど数字が動きませんでした。むしろ増えたことさえあります。何度もやめたくなりました。
それでも続けて、気がついたらダイエットは終わっていました。今は「痩せる」ではなく「太りにくい身体づくり」が目標になっています。
記事作成日時点で、5ヶ月の停滞期を乗り越えて減量を終えてから4年が経ちました。
この記事では、今だから見える「停滞期に私に起きていたこと」を振り返ります。停滞期の抜け方のテクニックではなく、停滞期との付き合い方の話です。
結論:停滞期は身体ではなく、生活に現れていた
先に、この記事で一番伝えたいことを書きます。
振り返ると、私の停滞期は「身体が痩せない時期」というより、「生活が乱れている時期」でした。計測が雑になる、食事の報告が雑になる、睡眠が足りていない。数字が止まっている時、先に乱れていたのは生活の方でした。
順番に説明します。
5ヶ月間、数字が動かなかった
私が減量を始めたのは、心身の調子を崩して仕事を休んでいた時期でした。トレーナーさんの指導通りに歩き、トレーニングをこなしていたのに、体重は落ちない。「言われた通りやっているのに、なぜ」と思っていました。

この頃は、毎朝体重計に乗るのが憂うつでした
この時期の詳しい経緯は、クラウドジムを4年続けてわかったこと にまとめています。
当時の私は、停滞の原因を「努力が足りないから」だと思っていました。でも4年経って振り返ると、少し違う景色が見えます。
私が停滞している時の共通点
うまくいっていなかった時期を思い出すと、共通点があります。
計測がルーチン通りじゃなくなる
調子が良い時期の私は、朝起きてトイレに行き、同じ条件で計測する、という流れが毎日決まっていました。ところが停滞している時期は、このルーチンが崩れていたように思います。
計測する時間がバラバラになったり、そもそも乗らない日が出てきたり。
食べたものの報告が雑になる
私はトレーナーさんに毎日の食事を報告していましたが、停滞している時期は、これも雑になっていました。おやつを書き忘れる。量をはからずに、目分量のまま報告する。
すると何が起きるかというと、トレーナーさんに正確に伝わらない以前に、自分自身が「どれだけ食べているか」を把握できなくなります。食べすぎている自覚がないまま、なぜ痩せないんだろうと悩んでいたわけです。
睡眠不足、イライラ、自分の時間がない
そして一番大きいのがこれです。眠れていない、ストレスが溜まっている、自分の時間が取れていない。そういう時期は、決まって減量はうまくいっていませんでした。


つまり、思うように結果が出ていない時、先に乱れていたのは生活の方。
自分を大切にできていない時期に、身体だけが順調に痩せていくことは私の場合はありませんでした。
停滞期を責めなくていい理由
停滞期に一番つらいのは、体重が減らないことよりも、自分を責めてしまうことだと思います。私もそうでした。
でも、責めなくていいと今は思っています。理由は2つあります。
1つは、身体には状態を保とうとする働き(ホメオスタシス)があると知ったためです。
急な変化に抵抗するのは、身体としてはむしろ正常な反応らしい。
停滞期がこの仕組みのせいかどうか、専門的なことは分かりません。
ただ「停滞は異常事態ではなく、身体が普通に働いている証拠かもしれない」と捉えられるようになったことは、気持ちはずいぶん楽になりました。
もう1つは、私の停滞は「頑張りが足りないサイン」ではなく「生活が乱れているサイン」だったことです。
だとすれば、必要なのはまず寝ること、自分の時間を少し取り戻すことです。私の場合、減量に向けて数字が再び動き出すのは、そういう立て直しの後でした。
数字は「点」ではなく「線」で見る
もう1つ、停滞期を乗り越えるうえで効いた考え方があります。
毎日の増減に一喜一憂しない
当時の私は、100g減っただけでも喜んでいました。それくらい淡々と毎日計測していた、という意味では良かったのですが、正直に言えば、日々の数字に反応しすぎていたと思います。体重は水分や食事のタイミングで簡単に上下するので、1日単位の増減を追いかけても、疲れるだけでした。
3日前より増えても、2週間前より減っていれば減少傾向


代わりに有効だったのが、期間で比較することです。1週間前、1ヶ月前、3ヶ月前の自分と比べてどうか。3日前より増えていても、2週間前より減っているなら、傾向としては下がっている。この見方を覚えてから、日々の上下に振り回されることが減りました。現在地の確認にもなるので、モチベーションの維持にも効きました。
私が体重より体脂肪率を見ていた理由
もう1つ、私は体重よりも体脂肪率と体脂肪量を大切な数字として見ていました。ゴールが「体重を落とすこと」ではなく「無駄な体脂肪を落として、太りにくい身体をつくること」だったからです。見るべき数字をゴールに合わせて選んでおくと、体重の上下に惑わされにくくなります。
気がついたらダイエットが終わっていた


こうして、昨日までの自分と比べる毎日を続けているうちに、気がついたらダイエットは終わっていました。
劇的な転機があったわけではありません。生活を整えて、淡々と計測して、傾向を眺める。その繰り返しの先に、いつのまにか目標があった。停滞期の渦中にいた頃の自分に伝えたいのは、「その5ヶ月は無駄じゃない」ということです。
まとめ:停滞期は、生活が乱れているサイン
停滞期に入ると、つい「もっと頑張らなきゃ」と考えてしまいます。でも私の場合、必要だったのは頑張ることではなく、生活を立て直すことでした。
数字が止まったら、自分への扱いが雑になっていないか、少し振り返ってみてください。眠れているか。食事を正直に記録できているか。自分の時間はあるか。



最近、ちゃんと眠れていますか?
停滞期は、身体からの「生活が乱れているよ、自分を丁寧に扱って」というサインなのかもしれません。少なくとも私にとっては、そうでした。








