休職7ヶ月の記録|どん底から少しずつ回復していった話【30代・体験談】

  • URLをコピーしました!

この記事は、今しんどい人に届いてほしいと思って書いています。


自分自身が休職を経験した際に、消えてしまいたいと思っていたこと、周りの気遣いすら辛かったこと、それでも少しずつ回復していったこと。


当時の自分に近い人に、少しでも届けばと思っています。


私は結論から言うと、回復しました。

今は仕事にも戻り、朝散歩と宅トレを続ける生活を送っています。でもそこに至るまでには、約7ヶ月という時間が必要でした。


その過程はこんな流れでした。

  • 限界まで働き続けて、9月に休職
  • 消えてしまいたいという気持ちと3ヶ月向き合う
  • 妻に連れ出されて朝散歩が始まる
  • 生活リズムが整い、自分と向き合えるようになっていく
  • 段階的に職場復帰、7ヶ月後にフルタイムへ
目次

休職までの経緯

令和4年4月、転勤と異動が重なりました。
初めての職場、初めての業務、初めての人間関係。不安が常にまとわりついていました。これが異動のせいなのか、初めての仕事のせいなのか、それとも自分自身の問題なのか、当時は判断できませんでした。
4月の繁忙期を乗り切って5日間ほど休みましたが、戻ってきたとき「これが1年続くのか」という憂鬱感がありました。


それでも働き続けました。残業の多い部署でしたが、当時の自分には「倒れてはいけない」という感覚がありました。同期の中でもトップランナーだと思っていた。だから弱音を吐けなかった。

7月頃から、このままではいけないという気持ちが芽生え始めていました。今思うと、あれが自分の中で最初に鳴った警報だったのかもしれません。ただ何をどう変えたらいいのかわからない、違和感を感じているだけ、


声はかけてもらっていたと思います。
ただ、周囲の助けを借りられなかった(甘えられなかった)。
4月に一時休養したとき、たくさんの人が声をかけてくれました。
上司、所属長、別部署でお世話になった人。みんなが心配して声をかけてくれていたと思います。


でも、何も響きませんでした。「大丈夫っすよ」と返すだけでした。
それどころか、気遣いの言葉すら辛く感じていました。心配されることで「自分はそんなにひどい状態なのか」と突きつけられる感覚がありました。

「大丈夫」って言いながら、全然大丈夫じゃなかった

ありがたいはずなのに、受け取れない。その自分にまた自己嫌悪する。そういう状態でした。
今振り返ると、あれは自分なりのヘルプだったのかもしれません。助けを求める言葉は出てこなかったけれど、何かを発信しようとしていたのだと思います。ただ当時の自分には、それが何なのか分かっていませんでした。

休職直後のどん底


8月末まで働いて、9月に何かが切れました。
朝、起き上がることができませんでした。仕事に行くことを全身が拒否していました。そのまま休職に入りました。


当時の気持ちを正直に書くと、消えてしまいたいと思っていました。「なんてだめなやつなんだ」「みんなができることすらできない」という言葉が頭の中をぐるぐるしていました。


同期の中でトップを走っていると思っていた自分が、こんなところで止まってしまった。そのギャップが苦しかったです。

今思うと、ひたすら「誰かから見た自分」を「自分が勝手に想像」していたんだと思います。
その感覚は、3ヶ月ほどまとわりついていました。

妻に連れ出された朝

9月の初旬、妻に連れ出されました。
「ちょっと外に出てみよう」という一言でした。歩けるかどうかも分からない状態でしたが、とりあえず外に出ました。それが朝散歩の始まりでした。


最初は歩けませんでした。外に出るだけで精一杯で、そのまま家に戻る日もありました。でも妻が言ってくれました。「外に出られたじゃん」と。
その一言が残りました。できなかったことではなく、できたことを見る。それだけで気持ちが少し軽くなりました。

「外に出られたじゃん」その一言が、思いのほか大きかったのを覚えています。

少しずつベクトルが自分に向いた


朝散歩を続けるうちに、生活リズムが少しずつ整っていきました。

夜眠れるようになり、朝起きられるようになりました。クラウドジムの宅トレメニューも続けるようになりました。仕事をしていたときと同じ時間に起きて、妻を送り出したらコーヒーを飲んで、午前中に宅トレと散歩を終わらせる。そんな生活リズムができていきました。


そのころから、ベクトルが自分に向くようになっていきました。



それまでの自分は常に外を見ていました。同期と比べる、評価を気にする、周りの期待に応えようとする。でも休職中に初めて、「自分はどうしたいのか」「何をしているときに幸せを感じるのか」を考えるようになりました。
この変化が、回復の本質だったと今は思っています。

小さく始めた朝散歩が生活リズムを整え、自分と向き合うことができたんだね

生活が整い、復帰へ

散歩、宅トレ、自分を向き合うこと。これを継続した結果、令和5年4月、段階的に職場復帰しました。

最初は午前だけ。5月・6月は15時過ぎまで。7月からフルタイムに戻ることができました。

焦らず、一段ずつ戻っていきました。
完全復帰してからも、朝散歩と宅トレは続けています。あの7ヶ月で身についた習慣が、今の生活の土台になっています

焦らず、確実に!一段ずつでいいんだ

まとめ


「あの頃辛かったね」と、今の自分は当時の自分に言えます。

消えてしまいたいと思っていたあの時期があって、周りの気遣いすら受け取れなかった日々があって、妻に連れ出された朝があって、少しずつ自分と向き合えるようになっていった過程がありました。そのすべてがあって、今があります。

もし今しんどい状態にいる人がこの記事を読んでいたら、一つだけ伝えたいです。


気遣いの言葉が辛く感じても、それはおかしくないです。助けを求められなくても、それでいいです。声をかけてくれる人は、あなたのことを気にかけています。ただそれを受け取れる状態じゃないだけです。



私の場合、回復は劇的ではありませんでした。少しずつ、気づいたら整っていた。そんな感じでした。

完璧にやらなくていいです。まず外に出るだけでいい。それだけで十分です。



朝散歩を始めたきっかけや続けるコツは以下の記事に書いています。


👉 朝散歩を始めたきっかけはこちら
→ naohira-library.com/morning-walk-continue/
👉 続けるための具体的なコツはこちら
→ naohira-library.com/morning-walk-habit/

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次