冬になると、朝散歩をやめてしまう人は多いと思います。暗い、寒い、滑る。やめる理由なら、いくらでも見つかります。
私は雪の降る地域に住んでいて、朝散歩を始めてから4度の冬を歩いてきました。この冬で5度目になります。
ただ、正直に書くと、今は最初の冬ほど歩けていません。仕事が忙しく、毎日の歩数が稼げていない状態です。だからこの記事は、「冬でも完璧に続けている人」の話ではありません。冬でも止まらなかった最初の自分を、5度目の冬を前に振り返る記録です。
結論:冬に続いたのは、根性ではなく3つの準備だった
私の場合、冬に朝散歩が続いた理由は、意志の強さではありませんでした。装備を先に揃えていたこと、冬が来る前に習慣になっていたこと、そして歩かない日の基準を決めていたこと。この3つです。
寒さを我慢して歩いたわけではありません。準備があったので、我慢する場面が少なかったというのが実感です。
最初の冬、私の散歩は止まらなかった
続ける理由が、1つあった
私の場合、最初の冬は減量の結果が出始めた時期と重なっていました。体重と体脂肪率が動き出していて、ここでやめる理由がなかった。
これは誰にでも当てはまる話ではないと思います。ただ、「冬が来る前に、続ける理由を1つ持っておく」という形なら、誰でも用意できるはずです。数字でも、気分の変化でも、朝の時間そのものでも。理由が1つあると、寒い朝の「今日はやめとくか」に、少しだけ勝てます。
冬が来る前に、習慣になっていた
朝散歩を始めたのは秋でした。冬が来るまでの数ヶ月で、外に出ることが当たり前になっていた。これが大きかったと思います。
冬から始めていたら、続いたかどうか分かりません。寒さと「新しい習慣を作る負荷」を同時に抱えるのは、私には重かったと思います。今から始める方は、まず秋のうちに「外に出る」だけを習慣にしておく。それだけで冬の入り方が変わります。
朝散歩を始めた頃の話は、朝散歩を習慣化する5つのコツ に書いています。
防寒を、先に揃えていた
装備は冬が来てから考えるのではなく、先に揃えていました。細かい中身は後で書きますが、「寒いから今日はやめよう」を減らすのは、気合いではなく道具でした。
冬の朝で、私が好きになったもの
意外だったのは、冬の朝を好きになったことです。
空はどんよりしている日が多いですし、木々の緑もありません。それでも、冬の朝は1年の中で特に空気が澄んでいて、静かに感じました。雪や川の水面が光って見える朝もあります。
それが冬だけのものかどうかは分かりませんが、ただ、私がこれらを強く感じたのは冬でした。

冬の朝、空気が澄んでいて実は好きなんです。
そして、歩いているうちに寒くなくなります。玄関を出た瞬間が一番寒く、10分も歩けば身体が温まる。寒いのは「出る前」で、「歩いている間」ではありませんでした。


私の冬装備
揃えたのは、高価なものではありません。
- 手袋
- ネックウォーマー
- 耳当て
- 防水・防滑のブーツか長靴
上の3つは手頃な価格のもので揃えました。首・耳・手を覆うだけで、体感はかなり変わります。上着は普段の冬服で、特別なものは使っていません。
個人的には、耳当ての存在が大きかったです。
靴だけは、防水と滑り止めを優先しました。雪の朝は足元が濡れるので、防水でないと途中で歩く気が失せます。凍った路面は、滑り止めがあっても慎重に歩く必要がありますが、普通のスニーカーで歩くのとは安心感が違います。
暗さについては正直に書くと、何も対策していませんでした。
歩く時間は6時から6時半ごろで通年変わりませんが、冬はまだ暗い時間帯です。
ライトも反射材も使っていません。歩き慣れた道だったからできたことで、暗い道や車通りのある道なら、明るい色の服や反射材は検討する価値があると思います。


歩かない日を、先に決めておく
冬に続いた理由で、一番大きかったのはこれかもしれません。「歩かない日」を、天気を見て毎朝迷うのではなく、基準として決めていました。
私が歩かない日
- 吹雪の日
- 積雪で歩きにくい日
- 路面が凍結して、ツルツルの日
この3つの日は、無理に外を歩きません。転んでケガをすれば、そこで習慣ごと止まります。
歩かない日は、踏み台昇降に切り替える
歩かない日は、家で踏み台昇降をします。外に出ないだけで、身体を動かす習慣は途切れさせない。
雨の日と同じ考え方です。詳しくは 雨の日でも歩数を諦めない|踏み台昇降を続けている理由 に書いています。
予報が良くなるなら、時間をずらす
朝は荒れていても、日中に天気が回復する予報なら、朝の散歩をやめて別の時間に歩くこともあります。「朝に歩けなかった=今日は失敗」にしないためです。
散歩は朝にするもの、と決めすぎると、朝を逃した日はゼロになります。時間をずらせば、その日の散歩は残ります。朝散歩という名前にこだわらない方が、冬は続きやすいと感じています。
もしかしたらこれは、冬に限らず、朝散歩ができなくても散歩や運動を継続するために必要な考え方かもしれません。
基準を決めておくと、朝の判断が一瞬で済みます。窓を開けて、吹雪なら踏み台、歩けそうなら外へ。迷う時間がないので、迷っているうちに気持ちが萎える、ということが起きません。
5度目の冬を前に
冒頭に書いたとおり、今の私は最初の冬ほど歩けていません。仕事の忙しさで、歩数が稼げない日が続いています。
だからこの記事を書きながら、最初の冬の自分から学び直している感覚があります。続ける理由を1つ持つこと、装備を先に揃えること、歩かない日の基準を持つこと。最初の冬にできていたことは、今の自分にもできるはずです。
散歩の頻度が落ちても、戻る入口は残しておく。この考え方は、散歩と筋トレ、私が選ぶなら散歩 にも書きいてあるので参考になれば嬉しいです。
まとめ:冬は、朝散歩の敵ではなかった
4度の冬を歩いてみて、冬は朝散歩の敵ではありませんでした。敵は、準備のないまま寒い朝を迎えることの方です。
装備を先に揃える。冬が来る前に習慣にしておく。歩かない日を決めておく。この3つがあれば、冬の朝は、意外と歩けます。そして歩いてみると、冬の朝にしか感じられない静けさがあります。
これから散歩を継続する中で最初の冬を迎える方は、まず装備と「歩かない日の基準」だけ決めてみてください。それだけで、冬の入り方が変わると思います。
冬に向けた装備は揃っていますか?











